人間勇気も必要。
自ら行動しなければ、
未来へは進めない。



じゃあ秘密をひとつだけ教えてあげよう。
田口淳之介




いつの日かあなたに出逢い、
恋に落ちた。

一目惚れ。

ただ横をすれ違っただけ。
でも、何かが走った。



そして今、



あなたを探し中。



「いない!どこに居るのよ、田口先輩。」

「探したってこんな広い校舎じゃなかなか見つからないわよ」
友達のがサラッと言った。

「そうだけど〜」
が、もし先輩に告白してOKもらえたら、どうなるんだろ」
「ええ〜、死ぬよ。」
鼻で笑うように言った。
「でもまず無いから。告白って…」

「あ!いた!」
私の話をさえぎるかのようにが田口先輩を見つけた。

私よりも早く見つけた事に、ちょっと悔しい。
まぁ、いいけど。

先輩が近づいて来る。

なんで
なんで
なんで?

「キミなんて名前?」

…はい?
口が開いてしまう。

「キミさ、なんて名前なの?」

「え、あっ・・です」

…なんで??

ちゃんね!いつもキミ俺の事見てるでしょ」



田口先輩の極上のスマイルで言われ、
バレていた事にまたビックリして、



「なんで知ってるんですか!」
なんてとっさに答えてしまった。

自爆。

嗚呼、絶対バカだ。
バカとしか言いようが無い。



また先輩が極上スマイルで、
右手の人差し指を私の口元に持ってきて、
「それは〜…秘密」

「えっ?」

すると先輩が、
「じゃあ秘密をひとつだけ教えてあげよう。」

私の耳元で先輩は、

“俺もいつもちゃんの事見てるからだよ。”





END
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