どこにいるんだ。



一体、どこに消えた?



オレはここにいるよ?



は・・・はどこに行った?



一つの紙を置いて・・・










そう。
赤西仁











ある日、キミは突然泣き出した。



「ここじゃない」



と言いながら。



オレはバカだからが何を言っているのかわからなくて



走って追いかければ良かったのに



追う事すらしようとしなかった。



それが間違いだったんだ。



その日からとは会ってない



でも仕事中もプライベートでメンバーと遊んでいても頭の中には















 。















どこに行ったんだよ。



なあ・・・返事してくれよ。



寂しいじゃん。



がいないとダメなんだよ。





よくケンカもした。



オレは意地を張ってを困らせた。



だけど、はいつも傍にいてくれた。



オレが仕事で会う時間が遅くなっても待っててくれた。



なのに・・・















「疲れた 。」















なんて言ってしまったんだ。



オレはバカだ。



本当に確認したよ。



・・・どこにいるんだよ。














午前2時過ぎ



「あー疲れたー 眠てー」



独り言言いながらテクテクと家へ帰った。



ドアの鍵を開けて玄関へ。



リビングまで歩く。



鍵をテーブルの上へ乗せる。



そのまま部屋へ行ってベッドに飛び乗る。










「・・・ 」










知らない間に「」とゆう一つの単語が口癖へとなっていた。



ため息をつきながらミニテーブルの上にあるリモコンでテレビを付けようとした。















「  ・・・?」















ミニテーブルの上には 、















小さい紙に書かれた からのメッセージだった。















仁へ

元気?テレビいつも見てるよ。
最近やけに騒いでるね。楽しそうだし元気で安心してる。
それでね?さ、仁と別れる。
と仁は世界が違い過ぎた。

のいる場所はここじゃない。

のワガママ聞いてほしかったんだけど・・・
仁にそんなこと言える立場じゃないからやめるね。
は仁のワガママ聞けて嬉しかった。
幸せだったよ?
仁はといて幸せだった?

もう会う事はないと思うけど、はいつまでも
仁をテレビの画面を通して応援するからね!

それと・・・ごめんね。勝手に家に入っちゃったりして。
仁の部屋にあった荷物全部持って帰ります。

今までありがとう。
幸せでした。

さようなら。

より
















オレは部屋を見渡した。





と撮った写真



と撮ったプリクラ



とお揃いの指輪



とお揃いのネックレス



とお揃いのカップ



全てが無くなっていた。





 っ!」



オレは家を飛び出した。



が残していった一つの紙を握って



ひたすら探した。



家にも行った。



気付けば朝の6時を過ぎていた。



・・・・・



どこにいるんだよ 。



返事しろよ なあ・・・



勝手にどっかに行くなよ



寂しいじゃんか 。










「喉かわいた 」



オレは自動販売機の前へ行きコーヒーを買った。



ガチャン



一人で飲むコーヒーなんて寂しさを増すだけだった。















バサバサッ ・・!



「・・・?」



音をする方を向くと















がいた 。















 っ!」



逃げようとする



追いかけるオレ



オレは簡単に捕まえた。



「放してっ!」



「やだ!」



「もう仁とは会わないの!」



「なんで!」



「もう・・ 辛い想いしたくないの・・」















・・・オレトツキアッテ、ツラカッタ?















「お前は、オレのこと好きじゃねーの?」



「・・・っ 好きじゃない!もう好きじゃないの!」



「本当に ?本当に好きじゃないの?好きじゃないならもうこの手放すから」



「・・・ 。」



「でもその前に話聞いて。いい?」



コクリとは頷いた。





涙を頬に沢山流しながら。





は オレと居て一瞬でも幸せじゃなかったの?」



「ううん」



は オレのこと好きじゃなかったの?」



「ううん」



は 別れたいと本気で思ったの?」



「ううん」



「・・・ 最後の質問ね。






























は 今でも別れたいと想ってる?」






























「ううん! 別れたくない っ・・!」





「じゃあ別れるなんて・・・手を放してなんて言わないでよ」





「  ・・っ」





オレはの唇にオレの唇を重ねた。





涙でぐちゃぐちゃになった顔の





そんな事関係ない。





嬉しい。





がオレの腕の中にいることが





こんなにも幸せだなんて。





オレはずっとずっとと唇を重ねた。




















不安なんてオレにぶつければいいじゃん



彼氏なんだよ?



のワガママなんてなんでも聞くよ?



悲しまないで。



不安になんてならないで。



いつでもオレはの傍にいるから。




















ずっと抱きしめるから 。




















END


長いワリにおもんない!
仁!どうするよ!
なんか仁さんってすっごい甘い系か悲恋系になっちゃうなあ。
でもちょっと楽しい。書きやすいしね。
仁ってこんなんだっけ・・・?
まあいいか!
仁担の方スイマテン。

2005/09/19 たまみ

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