嘘ばかりつくキミは最後まで嘘だった 。
最 後 の 嘘
山下智久
「ー」
「ん?」
「昨日何してたの?」
「昨日?昨日はと買い物行ってたよ?」
「朝から?」
「うん、朝から!なんで?」
「ううん 。別に。」
「そ?」
それもまた嘘なんだろ?
俺が疑ってるのに気付いたのか
「昨日ね!可愛いブーツ買ったんだよー!」
必死になって言う。
「今度履いてくるから見てね?」
「わかった」
「智久は仕事頑張った?」
「え、ああ・・ うん。」
「偉いねー。智久の彼女で良かった 」
「 俺も。」
「智久 ・・疲れてる?」
「えっ そんな事ないけど?」
「そう?今日はなんか元気ないよ?」
「そんな事ないし!が可愛いから見惚れてたの。」
「 ありがと !」
ヘヘっと笑うキミはいつもどこか悲しそうだ。
「 、またケガしたの?」
「へっ?あっ、これね!そうなのー」
はテノヒラをヒラヒラさせながら言う。
「どうやったらテノヒラとかケガすんだよ」
軽く笑いながら言う。
「こけちゃったのー!」
「ドジすんなよー」
「ドジじゃないもん!」
「ドジじゃん」
「だから違うってば!」
♪〜
の携帯が鳴った
「もしもし?」
電話に出たけどすぐ切れたみたいだった
「間違い電話?」
「そうみたい 」
苦笑いしている
ほら 、また嘘ついた。
「なんか最近そーゆーの多くない?」
「え?そうかなー?」
「うん。そんな気がする 。何かあった?」
「何もないよー!あっ、もう今日は帰らなきゃ!」
「え?まだ早いじゃん」
時計を見るとまだ夕方にもなっていない
「んーちょっと用事があってさ!」
「そっかー。じゃあ気をつけて帰れよ?てか送るわ」
「いい!一人で帰る!」
「なんで?いいじゃん。俺送るって・・」
「いいの!よりたい所あるから!」
「ん、わかった。んじゃーな」
「うん!ばいばい!」
そう言っては部屋を出ていった。
は嘘をつく。
きっと 、は
俺のファンから脅されているんだ
いつも夕方になると俺の家の前には数人女の子が溜まる
この前が帰る時に鉢合わせして
の顔を覚えられたんだ
あの日からは
ケガが日に日に増えた
いつ「どうした?」って聞いても
「こけた」とか言うんだ
やられてんだよな?
前に一回に
「ケガさせられてるんだろ!?そいつ殴りに行く」
って言ったら
は笑いながら
「何言ってんの?そんな人いないよー」
って言ってたんだ。
が言う言葉は嘘ばかりだ。
は俺の彼女
でも
彼女じゃなかったら・・・
ケガなんかしなくてすむんだよな・・・?
でも
俺は
のことが
好きなんだ
守ってやるよ、アイドルなんて関係ない
俺はの事を守る男なんだ
に逢いに行こう 。
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