君との距離は1cm未満
今日は俺の誕生日。
って事で彼女のがデートコースを考えてくれた。
俺がに連れて来られた場所は、
すごいが付くほどの田舎だった。
確かに健康的な感じがいいって言ったけど・・・ねぇ?
まあ、が一生懸命考えてくれたからいいんだけどさ。
ここはの故郷。
の家があった最寄駅に着くとはトコトコ走って駐輪場まで走ってった。
その間 俺は周りを見渡した。
すげー。田んぼだ。一面田んぼ。
こんなトコに住んでたんだ。
あ、トンボがいっぱい飛んでる。
すげー。電灯少ねー。
クルクル辺りを見まわしてると・・・
「うわっ・・!!」
溝に はまりそうになった俺。
あっぶねー なんて思いつつ、
この溝に は はまった?
そこの道で走って転んだ?
そんなの昔を考えてると遠くの方から
「雄ちゃん こっちこっちー!」
の声が聞こえた。
の方を見るとがあるモノを持っていた。
自転車 だ 。
え?
どうすんの?
一台?
って事は・・・
・・・ 。
だよね?
まあ、いっか。
俺はの所まで行って自転車にまたがった。
するとは
「違うよ!今日はが漕ぐの!」
「は?お前何言ってんの?」
「雄ちゃん誕生日でしょ!」
「いやいや、待って?無理じゃん」
「大丈夫だもん!これくらいできるもん!」
ほっぺを膨らませながら言うは俺を押しのけてまたがろうとした瞬間
俺とと自転車が絡まって
・・・ 。
こけた。
「だから言ったじゃん、無理だって。」
「・・・ 。」
目の前には泣きそうながいた。
「?気持ちはすっごく嬉しいよ。でも俺にケガとかさせたくないし・・さ?」
「ごめんね、雄ちゃん 。誕生日なのに・・・。」
「いーの!いーの!」
そう言いながら自転車を立てなおしてを後ろに座らせた。
無言のまま時は流れていった
自転車をどれだけ漕いでも周りは田んぼ。
田んぼの中には、おじいちゃん、おばあちゃん、いろんな鳥や虫がいた。
田んぼの向こうには山。
おもしれーなあ。 なんて思っていたら
「雄ちゃん、ごめんね」
またが謝りだした。
「何が?楽しいじゃん!」
「こんな所 ・・来ても楽しくないよね。 何も無いし。」
「そんなことねーよ、の故郷だろ?
はこの町でどんなんだったのかなーって考えたりできるし楽しいよ?」
「そんなの ・・・楽しくないじゃん 。」
そう言いながらはおでこを俺の背中にコツンとぶつけた
「楽しいよ? とこうしてる時間もすっげー楽しい。てゆーか 、
幸せ 。」
そう、 幸せ。
となら何にもない町でも幸せ 。
の大切な故郷だし。
俺の誕生日 、幸せ日。
今の俺 、
との距離は1cm未満 。
END
あ、中丸鼻一さんだ。(違)
遅くなったハピバ小説。しかもハピバ小説らしくない小説。
めずらしくチューなし小説。(おい)
結構好きかも。まあモデルはたまみの地元ってゆう。(え)
田んぼしかないよ。田んぼがあって山があるみたいな。
中丸さんだから甘いのにしようかと考えたけど
ちょっと大人な感じに仕上げてみました。
たまにはいいんじゃないでしょうか。
2005/09/11 たまみ
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