ずっと愛し合えると思ってた 。
雨だから
中丸雄一
ずっと ずっと一緒だと思ってた。
雄一は私を離さないと思ってた。
ずっと、ずっと信じてた。
でもそれは、私の勝手な思い込みだった 。
いつも一緒にいてくれた雄一 。
外が嫌いなのに私といると外に出たがった雄一 。
でも私は外には出たくなかった。
雨の日だけ 、
雨の日だけは 、外に出たがってたけど。
自分でもよく理由はわからない 。
雄一の家から出ていってもうすぐ1年
早いなあ 。なんて思ったりして
そんな今日も雨は降っている 。
いつも2人で使ってた大きな傘 。
雄一はアレどうしたんだろう。
捨てたのかな 、想い出と一緒に。
あの傘にはいっぱい想い出が詰まってたんだけど。
いろんな話して2人並んで歩くのが本当に幸せだった。
雄一は幸せだった・・・?
雄一の「 行こうか 」その言葉が本当に嬉しかった 。
でも もう誰も私に言ってくれない 。
雄一との想い出を思い出したくて傘をさし、外に出ても
雄一が隣にいなくて 、寂しさが増すだけだった 。
雄一と歩いたこの道 、
びしょ濡れになってはしゃいだよね。
本当に楽しくて 本当に幸せだった 。
雄一の家までの道のり 、
遠回りした 。
近道だってした 。
あの傘じゃないと嫌だ。
雄一が隣にいないと嫌だ。
こんな傘なんていらない。
私は持っていた小さな傘を捨てた。
気付いたらびしょ濡れになっていた
雨のせいで涙が流れてるなんてわからない
泣いてるの?わからない。
でもきっと 、
泣いているんだろうな 。
「・・?」
あ、雄一だ 。
「何してんだよ 、てゆーか傘は?」
フルフルと顔を横に振ることしか出来ない
「こんなに濡れてんじゃん!風邪ひくから・・・」
「早く帰りな ?」
ああ 、もう雄一は私のことを愛してないんだね 。
しょうがない 、その言葉でしか片付けられない 。
私は雨のせいで びしょ濡れになった顔を雄一には見せずに振り返って歩き出した 。
「 もう逢わない 」
雨のせい・・・と、涙のせいでびしょ濡れになった私は
もう 誰も愛せない 。
END
暗っ!何これ!(お前が書いたんだろ)
でも悲恋だよ。
KAT−TUN100の「六月の雨」と繋がってます。
てかペア小説です。
雨が降る日は悲恋が書ける。
でもこの小説意味不明だな。すいませんね。
もしかしたら続編作るかも!(曖昧)
2005/10/07
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