俺は今、思う。
キミ意外無理かもしれない。
無理かもしれない
◆前◆
俺が好きなのは 。
でもが好きなのはきっと俺じゃない 。
と俺は友達で
あいつとは幼馴染で。
きっと、は
赤西が好き 。
そして 、赤西も
が好きなんだ。
俺の叶わぬ恋は赤西に奪われるんだ。
そんな事を自分の机に伏せて考えていたら
「おい!中丸ー!」
そう言いながら手招きする赤西。
「あー?何」
俺は立ちあがって赤西に近寄る。
「手首の運動ー」
「・・・」
「ギャハハ!ひっかかってやんのー!」
大爆笑する赤西。
「ぶっ殺すぞ テメー!」
こいつ・・・いつか仕返ししてやる。
すると廊下から
「おじいちゃーん!」
の声だ。
「 じいちゃん?」
「中丸呼ばれてんぞ!」
「俺じゃねーよ」
そう言っての方を見る。
「雄一おじいちゃーん!」
「っ! じいちゃんじゃねえ!」
「いいじゃーん!」
あははと笑いながら寄って来る。
「どうしたんだよ。」
「何もないけどおじいちゃんに見えたから。」
「よく見ろバカ。」
するとジィーっと見て来る。
目が反らせない俺。
ど・・どうしよう 。
すると赤西が、
「見つめ合ってんじゃねーよ!」
中に割り込んだ。。
そっか 。こいつの事好きだったっけ?
じゃあ俺は退散でもすっかな。
“俺亀梨に呼ばれてたんだ!”
そう嘘をつきながら俺は教室を出た。
あの場で好きとか考えると苦しかったから
俺はそこまで熱い男じゃないし、
女の子が期待してるような事してやれないし、
喋ってもそんなに盛り上らないし・・・
赤西の方がよっぽど一緒にいて幸せになれる 。
情けない男、中丸雄一。
ははっ・・情けねえよ、ほんとに。
休み時間が終わり授業が始まる
黒板見てノート取ってても頭ん中は 、
。
どうしたらいいんだろう。
手に入れるには 、
愛するほかに何をすればいい ?
はい!短編長編!(何それ)
3篇にわけますね。
中丸さん、かっこいい。
2005/09/27
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