「守る力はあるから 」



決めた!
手越祐也




「手越ー早くクジ引けって!」

「いや、ほんと俺いいです!」

「お前やれやー」

「いやです!やりません!」


俺は本当に怖いのが苦手
でも今日はなんか肝だめししよう!ってなって
本当に無理なんだって!
もうヘタレでもなんでもいいよ!
まじやりたくないの!


すると小山君が僕に

「じゃあちゃんは俺がもらっちゃうよ?」

とコッソリ言ってきた


「だめだめダメー!」

「じゃあ引けよ」


まんまと小山君の言葉に乗ってクジを引いてしまった俺



俺が引いたクジはちゃんと同じ・・・















赤色のクジだった















赤色かぁー赤い糸だよね。



ってそんな事言ってる場合じゃない!



どうしよう!えっ、どうしよう!



ダメじゃん!俺ダメじゃん!



一人であたふたしてたら





「手越君どうしたの?  あ、赤色一緒だね!」

ニコニコして言うちゃんに見とれる俺





「おいっ!手越!次手越とちゃんの番だぞ!」


「あ、わかった!」


あードキドキする


肝だめしの怖さと















ちゃんと一緒にいること















「ラスト手越とちゃん!いってらっしゃーい!」

と言うみんなのニヤニヤした顔と共に俺たちはスタートした

さっき草野君がマッスーと「仕掛け入れてやるから頑張れよ!」って言ってたけど





大丈夫だよね?



「こ・・こえー」



「うん  怖いね 」



・・・



しばらく沈黙した二人



するとちゃんが



「ねぇねぇ」



って話し掛けてきた



「どうしたの?」



「手 繋いでもいい?」



「え?あ!うん!」



「ありがとう」



そう言って握ったちゃんの手は少し震えていた



あーそうとう怖いんだ



って俺も怖いけど



すると
前のほうに白い影が・・・



「手越君・・・何あれ」



「草野君とかじゃない?だから















      大丈夫。















ちゃんを守るくらいの力はあるから






好きだから・・・ちゃんの事」






そして俺とちゃんは一気にゴールまで走った



「おかえりー!」

と言うみんなの声がとても心地よかった。






走っている途中。ちゃんの口から






「ありがとう   私も 好き」






という言葉が聞こえた。






とても嬉しかった。






俺、もうヘタレなんかじゃないよね?






決めたんだ!


ちゃんを守るためならどんなことでも頑張るって。















これはきっと、
赤いクジのおかげだったんだ。












END







+++おまけ+++

草野とマッスーのその後。

「あっ!手越たち来たよマッスー!」

「ほんとだ!驚かそうぜ!」


俺とマッスーは2人を驚かしたんだ


すると2人は走って行った。


「やったー!あいつら手握ってた!」

「見た見た!やったな!」


するとある声が聞こえてきた


手越とちゃんだった


「あ・・れ?」

「さっき行ったよな?」

「うん・・・」

「でも今来てるの 手越たちだよな?」

「じゃあさっきのは  ?」






「「うわあーーー!」」






「ちょっ 待って!待ってまっすー!」

「離せって!まじ離せって!」

「待ってってば!」

2人の悲鳴が響き渡ったのでした。



END


ん?てごちゃんの話ですよね?
ひろちゃんの話になってるね(…)
ごめんなさい
いや、最近友達にヤヤヤの肝だめしのてごちゃんが
可愛いと聞いたのでなんとなぁ〜く  ねw(…)
思い浮かんだのがこれでした!
駄文もうしわけない!
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