あ 、れ?










なんでそんな悲しそうな顔してるの?










何かあった?









































空の広さ 。胸の中へ、
草野博紀









































いつもは笑顔のキミが










今にも泣きそうな顔してて










だけど誰もそれに気付いてなくて



















































ほら 、また泣きそうな顔してる。



















































俺はいつも通りクラスでギャーギャー騒いでるんだけど、










キミもいつもはケラケラ笑ってるのに今日は違う。



















































何かあった?



















































俺が聞いてあげる。










って言っても教えてはくれないだろう。



















































キーンコーンカーンコーン



















































あ、チャイムが鳴った。










もう放課後。





















クラスの奴らは嬉しそうに










「じゃーなー!」










なんて言いながら帰ってく



















































でも、キミはいる。





















いすに座り、机にうつ伏せになって






















知らない間に教室には俺とキミしかいなかった。


















































とても静かだった。





















































顔をあげたキミは俺を見て




















「まだ、帰ってなかったんだ」




















無理に笑顔をつくってて








































胸が絞めつけられた





















































「ああ。お前は?」










「んー ・・」










「   ?」










「空 、広いね」










「へ? ああ、ああ。」










「アタシね、空好きなんだ」










「なんで?」










「大きくて広くて 、      綺麗じゃん」










「  ああ。」











































また静かになった教室。











































「なあ!」










「 ?」










「ん」










「何」


















































「俺のほうが   、広いよ?」





















































俺は両手を大きく広げた





















































「何 ?それ」










笑いながら問いながら言うキミ











「ほら!」




















































キミは一瞬にして涙を流した









































「   ありがとう 」



















































といいながら 。






















































ほら 、キミ言ってたでしょ?





















空が 、空の広さが




















































「 好き 」ってさ 。





















































つまり 俺が言いたいのは 、





















































いつでも俺の胸の中に来ていいから ってこと。




























END


はい、プライベートハーツンツンですねー。(・・・)
中学の時、男友達に空が好きって言ったらこうしてくれた。
プライベートハーツンツンツン(多)の曲にピッタシだから書いてみた。
2005/11/28

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